投資するうえで知っておきたい用語集

このサイト内で使われている用語を一覧表にしました!

あいうえお順に並んでいます。

初心者向けに易しく説明しています、ぜひご活用ください。

投資をより身近で馴染みやすく感じてもらうため、用語をできる限り易しく説明しています。そのため、厳密な定義とは異なる部分もあるかもしれませんがご了承ください。

スポンサーリンク
目次

ROE

株主から集めたお金(資本)で、どのくらい効率的に利益を得たか示す指標です。
例)自己資本10万円、利益1万円であればROEは10%。(高いほど効率的に稼いでいる。

EPS

1株あたりどのくらい純利益が出たのかを示す指標です。
例)発行済み株式1万株、純利益100万円であればEPSは100円。
EPSは数字の大小よりも、前年度に比べ数字が増えたかが重視される。

売上高

会社が本業で得た収入のこと。
物の販売やサービスを提供などの対価です。

本業以外(家賃収入や配当収入等)で稼いだ収入は売上高には入りません。

営業利益率

本業で稼いだ営業利益が売上に対してどの程度あったのかを示す指標です。
例)売上10万円、利益1万円=営業利益率は10%。(高いほど稼ぐのが上手)

CF(キャッシュフロー)

お金の出入りを表す指標です。
プラスは資金増、マイナスは資金減の認識でOKです。

■営業CFについて
→本業で稼げていればプラス。(お金がはいる)
■投資CFについて
→設備投資等をしていればマイナス。(お金がでていく)
■財務CFについて
→資金調達はプラス、返済はマイナス。

キャッシュリッチ

ネットキャッシュがプラスになる企業のこと。
キャッシュリッチ=手元の現金等が多い=不測の事態も対応可能=安定した経営をしやすい。

減配

配当金が前年度に比べて減ること。配当金が0円になった場合は無配と呼ぶ。

高配当

配当金がたくさん貰えることを高配当と呼びます。
一般的には、配当利回り3.75%以上(税引き前)ある会社が高配当株と呼ばれます。
(税引き後3.0%になりキリがいいから)

※当ブログでも配当利回り3.75%以上の会社を高配当株と定義しています。

自己資本比率

手元の資本のうち、自分の資本の割合を示す指標です。
例)現金10万円のうち借入した分が3万円=自己資本比率は70%。
一般的に高いほど経営が安定していると言える。

自社株買い

企業が自社の発行した株を買い戻すこと。
自社株買いは市場に出回っている株数を減らすため
・買収に対抗できる
・支払う配当金総額が減る
などのメリットがあります。

また、株数が減ったことで1株あたりの利益(EPS)が増えるため
株主からの評価を得やすく株価上昇に繋がるケース珍しくありません。

総還元性向

企業が稼いだ利益のうち、どのくらい配当金と自社株買いに使われているかを示す値です。
例)100万円利益が出て、50万円配当に、30万円自社株買いに使えば総還元性向は80%。

ネットキャッシュ

企業が保有する現金や有価証券などの合計額から、有利子負債を引いた残りの金額のこと。
例)現金100億、有価証券10億、有利子負債5億=100+10-5=105億。
→ネットキャッシュが105億円ある企業。

手元資金を割り出すことができ、経営が上手くいっているかの判断にも使える。

配当継続可能年数

※当ブログオリジナルの単語です。
ネットキャッシュ(現金+有価証券等)-有利子負債を元手にし
直近と同額の配当金をあと何年間出せるのかという指標。

配当継続可能年数が多いほど、利益が減っても配当を出しやすい。
また一時的に配当性向が100%を超えても、余剰金で賄えるのが強み。
(=減配されにくい)

配当性向

企業が稼いだ利益のうち、どのくらい配当金に使われているかを示す値です。
例)100万円利益が出て、60万円配当に使ったのであれば配当性向は60%。

配当利回り

購入額(株価)に対して何%の配当金が得られるか示す指標です。
例)株価1,000円、配当金30円なら配当利回り3.0%。

PER

時価総額分のお金を何年で稼ぐことができるかわかる指標。
例)PER10倍→10年で時価総額分のお金を稼げる。

一般的にはPERが低いほど割安と言われる。
上場企業のPER(業種で差が大きいが)は10-20倍が多い。

無配

配当金が前年度は出ていたが今年は0円になったことを指す。配当金が減った場合は減配と呼ぶ。

利益剰余金

当期純利益のうち、配当しない部分の累計のこと。
=今まで会社が積み上げてきた利益の集合体。
別名内部留保とも。現金だけでなく有価証券や固定資産なども含まれる。

リスク分散

不確実性(リスク)を減らし、収益を安定させるために行う投資方法のこと。
分散にも種類がたくさんある、数を増やせば増やすほど安定しやすい。(その分リターンは劣る傾向にある)

時間の分散→毎月積立など時間を分けて投資する
地域の分散→日本、アメリカなど多様な地域に投資をする
会社の分散→複数の会社に投資をする
商品の分散→株だけでなく債券や不動産などにも投資をする

目次