
こんにちは、高配当株投資家のらふです!
今回は、高配当ETFのNF・日経高配当50 ETF(1489)を解説!
何だか名前が長くてとっつきにくいですよね。。。
でも安心してください!
一から分かりやすく解説します、一緒に見ていきましょう!
≪まとめだけ見たい方は↓↓↓をどうぞ!≫
1分でわかるNF・日経高配当50 ETFまとめ(筆者の感想です)
NF・日経高配当50 ETFとは
→高配当株50社をまとめて買えるパックのこと。
NF・日経高配当50 ETFのデータ
・配当(分配)利回り3.5%(2025年1月1日現在)
・年4回配当(分配)
・信託報酬0.3%(年間の維持費)
・2,000円〜購入可能
・新NISAはつみたて投資枠×、成長投資枠⚪︎。
Tracers 日経平均高配当株50との主な違い
・Tr高配当50は投資信託(非上場)、NF50はETF(上場)。
・Tr高配当50は信託報酬0.17%、NF50は信託報酬0.3%。
・Tr高配当50は年6回配当、NF50は年4回配当。
・Tr高配当50はタコ足配当、NF50は通常配当。
・Tr高配当50は純資産額123億、NF50は純資産額3,070億。
・Tr高配当50は100円から購入可能、NF50は2,000円以上必要。
※構成銘柄や比率はほぼ一緒
→信託報酬や買いやすさからTr高配当50の方がやや有利か。
まとめ
配当金がとにかく欲しい初心者向けのファンド。
※投資は自己責任でお願いします。



手数料が高いのが難点だが配当金を得られる貴重なETF。
リスク分散がある程度効いているため初心者むきと言える。
らふオススメ度★★☆☆☆(2.4)
NF・日経高配当50 ETFとは【高配当株をまとめて買えるパックのこと】


NF・日経高配当50 ETFの正式名称はNEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信です。



名前長すぎるやろ・・・
というツッコミはさておき、この商品を一言をいうと
「配当がたくさん貰える会社を50社集めました!」といった感じでしょうか。



ふむふむなるほど。
配当がもらえる50社と言われても、
・どんな企業が入っているか
・手数料はいくらかかるのか
・どのくらい配当がもらえるのか
色んなことが気になりますよね。



たくさん配当が貰えるといいな・・・



さっそくNF・日経高配当50 ETFのデータを見ていきましょう!
NF・日経高配当50 ETFのデータ
NF・日経高配当50 ETFのデータ
・50銘柄の高配当株から構成
・配当(分配)利回り3.5%(2025年1月1日現在)
・年4回配当(分配)
・信託報酬0.3%(年間の維持費)
・2,000円〜購入可能
・新NISAはつみたて投資枠×、成長投資枠⚪︎。



慣れない言葉が多くてわからない・・・。



大丈夫です、順番に解説しますのでご安心ください!
構成銘柄について





すみません、ウエートとか流動性とか
ちょっと何言ってるかわからないです



わからなくても全然OKです!
簡単に言うと
・配当利回りが高い
・人気のある会社
を厳選し
・定期的にバランスを調整
していると言った感じです。
NF・日経高配当50 ETFの銘柄選定条件
日経平均株価の構成銘柄であること(日本を代表する225社)
その中でも配当利回りが高い50社。
ただし、人気の低い(流動性)会社は組入の優先度を低くする。
実際に組み込まれている銘柄は下記の通りです。


この50社は配当利回りが高くたくさんの配当金が貰えます。
しかし業績・財務・業種などは関係なく、配当利回りだけで選定されているため安定感はイマイチです。
本来、高配当株を選ぶ時は
・業績が好調
・利益率が高い
・配当金が増え続けている
上記のような要素を選んで買うのがベストです。
安定的に配当金をもらうためですね。
しかしながらNF・日経高配当50 ETFは安定感に欠けると言わざるを得ません。
例えば、過去の配当実績ですが
構成銘柄のうち60%(30社)が直近10年以内に減配しています。


すなわち半数以上の会社は何かしらの理由で配当金が1回以上下がったというわけですね。
配当金が減れば株価の下落&配当金減少のダブルパンチを喰らうことになりダメージは大きいです。



減配怖い・・・
50銘柄のうち5社ぐらいであればそこまで問題はないですが半数以上となると安定感に欠ける印象は拭えません。
他にも利益以上に配当金を出す会社があったり数年連続利益減だったり雲行きが怪しい銘柄が結構あります。
とはいえ、50銘柄である程度リスクは分散されており高配当株を始めたい初心者であれば悪くはないかなと。



理想の流れは
このファンドを買う
→個別株に興味を持つ
→自分で個別株を探してみるです!
とはいえ個別株の投資は向き不向きがかなりでます。
一回やって見て向いてなかったら投資信託一本でも全然OK。
参考までに優良な高配当株の探し方を貼っておきますね。


自分で探すのは面倒だけど個別株をやってみたい!という方に。
らふが毎月優良な高配当株をブログにて紹介しているので参考にどうぞ。
(※最終的な投資決定は自己責任でお願いします)
補足(NF・日経高配当50 ETFに減配銘柄が多い理由)
日経平均を構成している大企業は景気に左右されやすい
いわゆる景気敏感株と呼ばれる企業が多くなっています。
好景気はガンガン稼ぐが、不景気になると利益が大幅減少といった感じですね。
配当金は利益を原資として出しているため、
利益が減れば当然配当も減らすということになります。
すなわち減配ですね。
一方で電気・水道・ガスや食料品などを扱う会社は
不景気でも利益はほとんど変わりません。
そのため、不景気も配当金を減らさず安定しています。
ただし好景気でも利益は思ったほど伸びません。
いわゆるディフェンシブ株と呼ばれていますが
中小型株に多くファンドになかなか組み込まれないのが難点です。
配当について
予想配当利回りは3.5%。
そして配当は年6回です。
多くのファンドが年2回配当の中、NF・日経高配当50 ETFは年4回配当です。
3ヶ月に1回配当があり投資のモチベーションが維持しやすいのは良い点ですね。



年4回も配当があるの?
ボーナスよりも回数が多いの最高!



頻繁に配当が来るのは嬉しいですね!
次に配当金の実績です。


概ね4%前後をうろうろしています。
直近はやや控えめな利回りですね。
(2025年1月時点の予想配当利回りは3.5%。)
分配金は上下しているものの長期的には増えていく流れと言って良さそうです。
高配当株投資では利回り3.75%以上(税引き後3%)欲しいのでやや利回りが低いと感じます。
過去の最高利回りは5%程度なので、4%以上になるまで投資を待つのもいいですね。



高配当株はタイミング投資!
利回りが高くなるまで待つべし。
手数料(信託報酬)について
手数料は0.3%です。



手数料は0.3%なんだね!
と言われても高いのか安いのかわからないよ・・・



手数料の目安は下記のとおりです!
手数料(信託報酬)の目安
0.1%未満 安い
0.1-0.2% 普通
0.2-0.5% 高い
0.5%以上 ぼったくり
年間の維持費は0.3%(実績値)。
インデックス投資として有名なS&P500やオルカンはいずれも手数料0.05%程度と激安です。
それに比べNF・日経高配当50 ETFの手数料は0.3%。手数料が高いように感じますね。
もちろん長期的に見れば手数料以上に資産が増える確率は高いので
手数料をかけてこのETFを買うという選択肢もありです。
ここは完全にその人の好みですね。
とは言え手数料0.5%以上はぼったくりと言わざるを得ないので割けた方が無難です。
Tr高配当50との違い
なお似ているファンドとしてTr高配当50が挙げられます。
85%くらい同じだと思ってください。
違いを図にまとめてみました。


重要な違いは信託報酬・購入価格・配当原資かなと。
どちらを買うか迷ったら、信託報酬の安さからTr高配当50をオススメします!
Tr高配当50の詳細はこちらの記事からどうぞ!


その他
・2,000円〜購入可能
・新NISAはつみたて投資枠×、成長投資枠⚪︎
2,000円強で購入可能です、子供のお小遣いでも頑張れば買えるのはすごいですね。
投資において金銭的ハードルが低いのはかなりのメリットです。
新NISAで購入する場合は、つみたて投資枠は使用不可、成長投資枠は使用可能です。
間違えないように注意しましょう。
次にNF・日経高配当50 ETFは買うべきかどうかを見ていきます。
NF・日経高配当50 ETFは買うべきかどうか【結論:オススメしない】


結論から言うと、NF・日経高配当50 ETFはオススメできません。
主な要因は手数料の高さと選定された銘柄の一部が良くないことです。
とはいえ、らふは自分で銘柄を選定する時間や知識があるので買わないと判断しました。
逆に言えば
上記のような人にとっては購入する価値があると言えます。
迷ったらまず買ってみてそこから、個別株や米国株などにシフトするのも面白いですね。
実は、米国には優良なファンドがあります!
日本以外も大丈夫という方は投資対象に入れてみてはいかがでしょうか。


NF・日経高配当50 ETF 徹底分析のまとめ
1分でわかるNF・日経高配当50 ETFまとめ(筆者の感想です)
NF・日経高配当50 ETFとは
→高配当株50社をまとめて買えるパックのこと。
NF・日経高配当50 ETFのデータ
・配当(分配)利回り3.5%(2025年1月1日現在)
・年4回配当(分配)
・信託報酬0.3%(年間の維持費)
・2,000円〜購入可能
・新NISAはつみたて投資枠×、成長投資枠⚪︎。
Tracers 日経平均高配当株50との主な違い
・Tr高配当50は投資信託(非上場)、NF50はETF(上場)。
・Tr高配当50は信託報酬0.17%、NF50は信託報酬0.3%。
・Tr高配当50は年6回配当、NF50は年4回配当。
・Tr高配当50はタコ足配当、NF50は通常配当。
・Tr高配当50は純資産額123億、NF50は純資産額3,070億。
・Tr高配当50は100円から購入可能、NF50は2,000円以上必要。
※構成銘柄や比率はほぼ一緒
→信託報酬や買いやすさからTr高配当50の方がやや有利か。
まとめ
配当金がとにかく欲しい初心者向けのファンド。
※投資は自己責任でお願いします。



手数料が高いのが難点だが配当金を得られる貴重なETF。
リスク分散がある程度効いているため初心者むきと言える。
らふオススメ度★★☆☆☆(2.4)
株式投資において手数料は最重要事項です。
実は同じ株を買っても証券会社によって手数料が異なります。
そのため、手数料が高い証券会社を使っていると10万円単位で損することもあるのが怖いところ。
投資歴10年のらふオススメはSBI証券or楽天証券です。
どちらも業界最安水準の手数料で取り扱い銘柄も豊富。迷ったらこの2択です。
高配当株をやるなら1株からほぼ全ての銘柄が買えるSBI証券に現時点では軍牌が上がりますね。
おまけ


ここまでご覧いただきありがとうございます。
最後にあなたの人生に役立つ書籍を紹介させてください。
書籍は1,000円程度と手軽かつ誰でも簡単に知識を習得できる数少ないツールです。
株のリターンはある程度決まっていますが読書で得られるリターンは無限大。
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非常にコスパの良い投資といえます。
世界の富を牛耳るユダヤ人は、日本人の5倍も書籍を読んでいます。
書籍ほどコスパの良い投資は存在しません。
あなたの人生を豊かさにしてくれる書籍へ積極的に投資していきましょう!



数ある高配当株の入門書として一番オススメ!
らふも愛読しています。
これ一冊あれば、他の書籍は不要。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
週に数回、記事を投稿しますので是非サイトのお気に入り登録をお願いします!
最終的な投資決定はご自身の判断・責任でお願いします。
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被ったトラブル・損失・損害等に対し筆者は一切の責任を負いません。
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