
こんにちは、高配当株投資家のらふです!
今回は、塾会社の学究社(9769)を解説!
事業内容・業績・買い時について徹底分析します!
さっそく、「学究社」の事業内容から見ていきましょう!
≪まとめだけ見たい方は↓↓↓をどうぞ!≫
1分でわかる学究社まとめ(→は筆者の感想です)
・配当利回り4.3%(2024年1月1日現在)
→紛れもない高配当、高配当株投資には最適。
・配当性向50%程度(2023年度実績)
→適正水準、過去はやや高いので若干の警戒は必要。
・売上高は10年で1.6倍、営業利益率は15%-20%(直近10年間)
→高水準、言うことないです。
・ROEは平均25%越え、EPSは右肩上がり(直近10年間)
→高水準、高収益で輝いています。
・営業CFマージンは平均15%・自己資本比率は平均50%(直近10年間)
→営業CFマージンは高水準、自己資本比率はギリギリ合格ライン
・キャッシュリッチの判定
→有利子負債が多いため、キャッシュリッチではない。要観察。
懸念事項(リスク)
・少子化による、絶対母数(売上相手)の減少
・参入障壁が低い
・配当性向が高い
→
買い時
・利回り4.0%以上
・PER10-12倍以下
・配当落ちの直後
※投資は自己責任でお願いします。



高財務・高収益企業、優良銘柄認定です!
らふオススメ度★★★★☆(4.1)
学究社とは≪塾を営む企業≫


学究社は首都圏でenaという系列の学習塾を営む企業です。
中高受験対策がメインでほかにも美術・看護受験対策も。
幅広く教育業界のサポートをしている企業です。
他に不動産事業(賃貸)もやっています。
ただし、不動産事業は売上の1%未満なので実質教育事業一本といって大丈夫でしょう。
本業の教育業では、都立中高一貫校(超難関校)への合格実績は業界NO.1
難関校対策と言えばena(学習塾)ブランドの地位を確立しており競合他社に比べ優位性は十分です。
学究社 株価推移


直近5年はゆるやかに株価上昇しています。
値動きは比較的マイルドなため、ややディフェンシブな銘柄に見えます。
学究社 配当金の状況
配当金の推移


直近10年で配当金は約3倍に!(2013年30円→2023年87円)
この点は他企業と比べても素晴らしいレベルですね、あっぱれ!
しかし、2011年には東日本大震災等の影響により純利益が減少。
減配(配当金が前年度より減ること)となっています。
それ以降は減配せず、直近10年で増配は6回。
株主還元には積極的ですね。



高配当株投資は配当が命!
減配(最低過去10年)の有無は必ずチェックしよう!
配当性向


●配当性向とは
→企業が稼いだ利益のうち、どのくらい配当金に使われているかを示す値です。
例)100万円利益が出て、60万円配当に使ったのであれば配当性向は60%。
学究社の直近10年の配当性向は50-80%と高い水準です。
2011年には100%を超え(稼いだ金額以上に配当を出している)減配もしています。
直近の配当性向は減少傾向にあるものの、高い水準が続いているため注視が必要ですね。
●配当性向の目安(参考)
配当性向は25-50%程度が高配当株投資に向いています。(上場企業の平均は30-40%)
25%↓は株主還元に消極的、50%↑は配当が減る等のリスクあり。(一概には言えませんが)
学究社 財務分析
売上高


売上高は直近10年で約1.6倍。(約80億→約130億)
浮き沈みもなく堅調です。2024年も増加予想、素晴らしいですね!
営業利益率


●営業利益率とは
→本業で稼いだ営業利益が売上に対してどの程度あったのかを示す指標です。
例)売上10万円、利益1万円であれば営業利益率は10%。(高いほど効率的に稼いでいる)
営業利益率は12%-20%程度とかなりの高水準です。
直近5年に関しては20%超える年も出てきており今後に期待が持てそうですね。
浮き沈みもなく堅調です。
●営業利益率の目安(参考)
営業利益率は10%以上が合格ライン。(上場企業の平均は約7%)
※業種によって平均に上下あり(0%~30%程度)、あくまでも参考材料のひとつ。
ROE(自己資本利益率)


●ROE(自己資本利益率)とは
→株主から集めたお金(資本)で、どのくらい効率的に利益を得たか示す指標です。
例)自己資本10万円、利益1万円であればROEは10%。(高いほど効率的に稼いでいる)
ROEは驚異の25%越え。(直近10年の平均値)
全く問題ないどころか素晴らしい水準ですね。
リーマンショック以降、経営に力を入れ、成果が出ているのが目に見えますね!
●ROEの目安(参考)
ROEは8%が妥協、10%以上が合格ライン。(上場企業の平均は約9%)
※業種によって平均に上下あり(0%~15%程度)、あくまでも参考材料のひとつ。
EPS(1株あたりの純利益)


●EPS(1株あたりの純利益)とは
→1株あたりどのくらい純利益が出たのかを示す指標です。
例)発行済み株式1万株、純利益100万円であればEPSは100円。(高いほど効率的に稼いでいる)
EPSは2023年実績ベースで171円、素晴らしいとは言えないものの
上昇トレンドにあるので心配いらない水準ですね。
※数値よりも上昇トレンドなのかどうかが大事です。
●EPSの目安(参考)
EPSは右肩上がり+150円以上が合格ライン。(上場企業の平均は約180円)
※企業によって振れ幅が大きい、あくまでも参考材料のひとつ。
PER(株価収益率)


●PER(株価収益率)とは
→時価総額(円)を何年で稼ぐことができるのか示す指標です。
例)時価総額10億円、純利益1億円であればPERは10倍 。(高いほど割高傾向)
10~20倍程度の範囲で推移しています。
直近は減少傾向でやや割安な水準に感じますね。
●PERの目安(参考)
PERは10~20倍程度が目安。(上場企業の平均は約15倍)
※業種によって振れ幅が大きい、あくまでも参考材料のひとつ。
キャッシュフロー(CF)


●キャッシュフロー(CF)とは
→お金の出入りを表す指標です。
プラスは資金増、マイナスは資金減の認識でOKです。
■営業CFについて
→本業で稼げていればプラス。(お金がはいる)
■投資CFについて
→設備投資等をしていればマイナス。(お金がでていく)
■財務CFについて
→資金調達はプラス、返済はマイナス。
手元の現金は増え、投資も積極的に行い負債は減るという良い流れです。
直近は財務CFも伸びており、より盤石な財務へと仕上がっている印象です。
営業CFも安定しており、理想的な企業に近いと言えますね。
CFは企業の色が出る部分です、他の企業と見比べると大変面白いですよ!
●各CFの目安(参考)
■営業CF
+が好ましい。(+=お金が増えている)
■投資CF
一般的には-が好ましい。(-=積極的に投資をしている)
■財務CF
一般的にはマイナスが好ましい。(-=返済する余力がある)
財務状況(自己資本比率等)


●自己資本比率とは
→手元の資本のうち、自分の資本の割合を示す指標です。
例)現金10万円のうち借入した分が3万円=自己資本比率は70%。(高いほど経営安定)
直近5年は自己資本比率が右肩上がりで堅調です。
同業他社と同水準です、これからの伸びに期待ですね。
学究社は2013年→2014年で自己資本比率が10%以上落ちているのは
融資を引いたのが原因です。(他人のお金が多くなるほど自己資本比率は下がる)
そのため、経営悪化ではなく、むしろ事業展開を積極的に行っています、好材料です。



悪材料があるときは必ず調べ、”自分なり”に理解するのが
損をしにくくなるコツです!
●自己資本比率の目安(参考)
自己資本比率は50%以上が合格ライン。(上場企業の平均値は約40%程度)
※業種によって平均に上下あり(数%~60%程度)、あくまでも参考材料のひとつ。
キャッシュリッチの判定(現金等)


現金等は上下があるものの増加トレンドです。
次にキャッシュリッチ企業なのか見ていきましょう。
●キャッシュリッチとは
→ネットキャッシュ(現金+有価証券等)-有利子負債がプラスになる企業のこと。
キャッシュリッチ=手元の現金等が多い=不測の事態も対応可能=安定した経営をしやすい
企業の財務状況を表す上記画像(貸借対照表)を見ると、
現金+有価証券が22.4億円、有利子負債(利息がつく借金)は14.5億円です。
現金-有利子負債は約8億円でギリギリですが、キャッシュリッチ企業ですね。
キャッシュリッチは健全に企業経営が進んでいる証拠です。
このまま、キャッシュを伸ばしていけると嬉しいですね。
学究社 徹底分析のまとめ
1分でわかる学究社まとめ(→は筆者の感想です)
・配当利回り4.3%(2024年1月1日現在)
→紛れもない高配当、高配当株投資には最適。
・配当性向50%程度(2023年度実績)
→適正水準、過去はやや高いので若干の警戒は必要。
・売上高は10年で1.6倍、営業利益率は15%-20%(直近10年間)
→高水準、言うことないです。
・ROEは平均25%越え、EPSは右肩上がり(直近10年間)
→高水準、高収益で輝いています。
・営業CFマージンは平均15%・自己資本比率は平均50%(直近10年間)
→営業CFマージンは高水準、自己資本比率はギリギリ合格ライン
・キャッシュリッチの判定
→有利子負債が多いため、キャッシュリッチではない。要観察。
懸念事項(リスク)
・少子化による、絶対母数(売上相手)の減少
・オンライン授業やAIによる教育業界の参入への対抗
※投資は自己責任でお願いします。



高財務・高収益企業、優良銘柄認定です!
らふオススメ度★★★★☆(4.1)
学究社 懸念事項(リスク分析)


筆者が感じた懸念事項(リスク)は下記の3つです。
学究社を買う際にはこれらのリスクを許容しつつ、別の銘柄でリスク分散を行えるといいですね。
少子化で母数(子供の絶対数)が減っているのは誰もがしる事実です。
その中でいかに利益を増やしていけるのかが課題と言えます。
初期費用の安さ、認可が必要ないなどの理由から参入障壁が低く、
現にライバルである学習塾は全国に5万以上もあります。(コンビニと同じくらい数がある)
また、格安のサブスク塾(オンライン)やYoutube学習、AI活用型など多様な学習方法がある中で
売上を伸ばしていけるのかは難しい課題だと思っています。
2024年度は50%と程よい水準だが、数年前は70%と高い水準。
配当性向が高ければ、利益の殆どが配当に回り事業拡大にも支障あり。
増配のためには、更なる事業拡大・利益追求が必須。
学究社 分析の感想+買い時はいつか


学究社は教育業界では数少ない優良銘柄です。
配当利回りも高く、安定した経営もできており
買っておくべき銘柄の一つだと思います。(あくまでも筆者の感想)
セクター分散にも有効です。
※セクター=持っている銘柄の業種のこと。
業種を分散することによって様々なリスクを分散できる。
買い時について
①利回り4.0%以上
→過去平均4.0%程度のため、それ以上だと投資冥利が出てくる。
②PER10~12倍以下(直近5年の平均)
→直近のPERから12倍以下で買えれば少なくとも割高で掴む可能性は少なくなる。
③配当落ちの直後
→配当金を貰える権利日の直後です。通常、配当利回り分程度株価が下落します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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被ったトラブル・損失・損害等に対し筆者は一切の責任を負いません。
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