こんにちは、高配当株投資家のらふです。
高配当株投資に興味はあるけど
・高配当株投資がよくわからない
・自分に合っているかわからない
・やりたいけど最初の一歩が踏み出せない
と悩んでいませんか?
そんなあなたに向けて、投資歴10年のらふが
実体験を交えて、高配当株のいろはを解説致します!
投資で何度も挫折した経験をもとに
「初心者でも理解できる、わかりやすい記事」に仕上げています。

専門用語もほぼ使わず
わかりやすい解説も付けました!
今回の記事は
・そもそも高配当株ってなに?
・高配当株のメリット・デメリット
・高配当株が向いている人、向かない人の特徴
上記の疑問に、投資歴10年のらふがお答えします。
時間がない方でも読めるように
3分でわかるまとめもありますので合わせてどうぞ!
3分でわかる高配当株投資について(→は筆者の感想含みます)
高配当株投資をやる前の前提
①高配当株投資とは
→配当金をたくさん出す企業へ投資する手法のこと
②投資は余剰資金でやるべし。
→まずは貯金、余ったお金で投資はやろう。
高配当株投資のメリット
①不労所得が手に入る
→働かずともお金が入ってくるのが醍醐味です。
②売却の必要が基本ない
→売る機会は滅多にない分楽。
③目標を立てやすい
→月〇万円配当金をもらうなど
明確に目標が立てやすい。
高配当株投資のデメリット
①企業の分析が必要
→良い企業選びには知識&分析が必要です。
②定期的なメンテナンスが必要
→複数の企業を買うのでバランス調整が必須です。
③積立投資に向かない
→安いタイミングで買う必要があるので
積立投資には向きません。
④減配・無配になる可能性がある
→業績悪化等により、配当金が
減ったりなくなったりすることもあります。
⑤資産の最大化には向かない
→高配当の会社は成熟した会社が多く
急成長が望めないので
資産が爆発的には増えません。
高配当株投資が向いている人の特徴
①学ぶことが好き
→企業の分析は多少なりとも勉強が必要。
学びが好きな人はかなり向いている印象です。
②配当金が欲しい
→言わずもがな配当金が貰えます。
月々のキャッシュを増やしたい方は向いています。
③日本株をメインで買いたい
→日本株を買う中で比較的難易度が低いのが
高配当株投資です。
高配当株投資が向かない人特徴
①企業の分析が面倒
→企業分析には知識と時間がかかります。
この手間を惜しめない人には向いていません。
②個別企業の株を買いたくない
→インデックス投資のような会社のまとめパックが
良い人には、高配当株投資は不向きです。
③資産を最大限に増やしたい
→成熟した企業が多く、大幅な成長が見込めないので
資産を最大限増やしたい人には不向き。
まとめ
高配当株投資は配当金という
わかりやすい指標があり初心者にも人気の投資法。
企業分析の必要はあり手間はかかるものの
第二の年金として機能、人を選ぶが良い投資方法の一つと言える。
前提① 高配当株投資とは何か知るべし


高配当株投資とは
たくさん配当金(現金)が貰える企業に投資する投資方法のことです。
配当金とは、株を買ってくれた人に対し
お礼として、利益の一部を現金でくれます、そのお金のことです。
どのくらいの配当金をくれるかは企業によって様々で、
0円の企業もあれば、株価の10%以上くれる太っ腹な企業もあります。
一般的には株価の3.5%以上の配当金をくれる企業を高配当と呼んでいます。
まとめ:高配当株投資とは
→株価に対して3.5%以上の配当金をくれる企業に投資する手法のこと。
前提② 投資は余剰資金で行うべし


投資を行う大前提として、投資は余剰資金で行うべきです。
なぜなら、必要なお金まで
投資に回すと生活が破綻する恐れがあるからです。
例えば、貯金100万円を全て投資に回して、
その後、病気で急にお金が必要になったとします。
しかし、株価は暴落、投資資金は半分の50万に。
入院費用等で80万円が必要・・・となればお金は足りません。
このような事態にならないためにも
まずは、生活に必要な貯金(生活費の3-6か月分)
を作ったうえで投資を始めるべきです。
生活が立ち行かなくなれば、投資以前の問題になるからですね。



ある程度貯金があった方が
心にゆとりが出来て
結果的に投資でも成功しやすい!
とはいっても、早く投資がしたい!という方もいらっしゃると思います。
そういった方にオススメなのは、月1,000円程度の少額からの投資スタートです。
これなら、お金を貯めつつ、投資もできて一石二鳥です。
どちらにせよ、投資の元手作りのために家計管理を行いましょう。
具体的には、固定費(携帯代、保険、サブスク)の見直し等です。
これは全くリスクを伴わずしてできる最高の資産形成法です。
余剰資金ができる仕組作りをしてから投資をした方が
短期間で多くの資産を築き上げることが出来ます。
入金力は正義!
まずは家計管理!
余談ですが、間違っても、無料FP相談にはいかないようにしましょう。
彼らは家計管理ではなく、保険屋さんです。



投資で資産を増やすにはまず家計管理から!
整った家計の元に資産はやってきます!
高配当株投資のメリット


不労所得が手に入る
これが最大のメリットであり、高配当株の醍醐味とも言えますね。
例えば、
1万円分株を買えば、300-500円の配当が手に入る。
→スタバのコーヒー1杯が毎年無料で飲めます、最高です。
更に、10万円分株を買えば3000-5000円の配当が手に入る。
→年に1回、豪華なランチに行けますね!、想像するだけでワクワクします。
さらにさらに、100万円分株を買えば3万円-5万円の配当が手に入る。
→年に1回、旅行にいけますね!!、楽しみが止まらない!
といった具合に、家計に潤いを与えてくれるのが高配当株投資です。
金額を増やしていけば、配当金だけで生活が可能といったことも夢ではありません。
現に、配当金で生活をし、仕事に縛られず、自由にいきる方を何人も見てきました。
また、配当金は給与と同じく定期収入になるため
第二の年金やお小遣いとして機能します。
将来への備えだけでなく、今も潤う優秀な投資方法と言えますね。



不労所得は全人類の憧れ!
働かずしてお金が入るのはサイコーです!
売却の必要が基本的にない
高配当株投資は他の投資方法と違って、売却することは滅多にありません。
というのも、配当金を貰うのが目標であり、
売ってしまうと配当金が貰えないため、売りは基本的に不要です。
他の投資方法は、株価の上昇を狙ったものが多く
売らなければ利益を得られないため、売却せざるを得ません。
その点、高配当株投資は、売らずとも配当金という現金が
手に入るため、数ある投資方法の中でも、人気を博していますね。



売り時はプロでも悩むところ・・・
その点心配が少ないのはかなりメリット!
目標を立てやすい
高配当株投資は、配当金という明確な数字があるため、目標が立てやすいです。
例えば、
月1万円の配当が欲しい。
→年12万円配当が必要
利回り4%の株だったら、12か月×25=300万円
※計算簡略化のため、税金は除く
→300万円あれば、月1万円の配当が手に入る。
そのうえで、下記のように目標設定が可能
月3万円投資=8年で目標(月1万円の配当)達成
月5万円投資=5年で目標(月1万円の配当)達成
上記は簡単な計算にですが、
目標の配当額を手に入れるためには
月いくら投資すればいいのか簡単に計算ができます。
目標の配当金を得るために家計管理を頑張るぞー!などと
モチベーションにもつなげやすいのが高配当株投資のいいところだと思っています。
高配当株投資のデメリット


企業の分析が必要
高配当株投資は”長期的に安定して配当金を貰う”ことを目標とした投資です。
そのため、業績が安定かつ配当金を出せる態勢が整っている会社を選定しなくてはなりません。
会社の売上や利益の数字はもちろんのこと、過去10年の配当金推移や
どれだけ資産が増えているかなど多様な数字を見る必要があります。
企業分析のために知識が必要&時間が必要なため初心者にはややハードルが高いと言えますね。
※アメリカの高配当株投資はお得な詰め合わせパックが存在しているため
そちらは企業の分析が不要です。日本は残念ながらありません。



数字が苦手な人にとっては
少し難易度が高いかもです
定期的なメンテナンスが必要
高配当株投資は買ったら放置ではなく、定期的なメンテナンスが必要となります。
高配当株のメンテナンスとは
→買った企業の※業種が偏らないように調整をすること。
※業種=会社の区分けのこと。
例)食料品・機械・銀行業・サービス業など
例えば、トヨタの株しか持っておらず、トヨタが不調になったらどうでしょうか。
株の価値が下がり、ダメージも大きいと思います。
しかし、任天堂、KDDI・・・と様々な業種の株を買っていれば
特定の業種が不調でも、全体で見れば大したダメージは受けません。
上記のように特定の業種を偏らない状況にすることを
高配当株のメンテナンスと呼んでいます。
高配当株のメンテナンスは、安定した配当金GETにもつながります。
また、あまり回数は少ないものの
企業が不祥事等で株価が下落or配当金が下がった場合は
売却も視野にいれる必要があります。



僕はメンテナンスが好きなので
人によってはメリットかも!
積立投資に向かない
高配当株投資はインデックス投資と違い、積立投資には不向きです。
というのも、前提が下記の通り違っています。
・投資における前提の違い
インデックス投資
→株価上昇後、売却して利益を得る。
(配当金はあったらラッキー程度)
高配当株投資
→配当金で利益を得る、売却は基本しない。
(株価の値上がりはあったらラッキー程度)
インデックス投資は、株価の上昇を狙うので
多少割高なタイミングで買っても、その後株価が上昇すればOKです。
例)インデックス投資
10万円で購入、その後100万円で売却。(利益90万円)
20万円で購入、その後100万円で売却。(利益80万円)
どちらも利益が出ていますよね。
また、株価が高くなればなるほど上記の利益率は近づきます。
よって購入額よりもいくら買ったのかが重要です。
しかし、高配当株投資は、割高なタイミングで買うと
配当利回りが下がってしまい、利益が出づらくなってしまいます。
例)高配当株投資
10万円分株を購入、配当金が5,000円=利回りは5%。
20万円で株を購入、配当金が5,000円=利回りは2.5%。
上記のように購入した瞬間に利回りが確定するので
購入するタイミングは非常に大切です。
安くなるタイミングをずっと待って
ここぞと言うときに購入!それが高配当株投資になります。
(また、安いと判断できる知識も必要ですね)
もちろん、毎日のように株価を見る必要はありませんが
積立して放置ではうまく行く可能性は低いと言えます。



インデックス投資は積立重視
高配当株投資はタイミング重視
と覚えておけば完璧です!
減配・無配になる可能性がある。
配当金をもらう投資である以上、配当金が減るのは良くないですよね。
しかし、複数の会社に投資をしている以上、どこかしらは
配当金が減ったりなくなったりする可能性はあります。
一般的には、減配(配当金が減ること)や無配(配当金がなくなること)は
株価下落の原因になり減配(無配)&株価下落のダブルパンチが起きます。
これだけにとどまらず、
その株を売却するかどうか判断しなくてはなりません。
冷静ではない状態で判断するのは難しく
投資初心者には、特に注意が必要な点だと思います。



らふも何度か減配に遭いました。
損切りするのは頭でわかっていても
実際は結構難しいです。
資産の最大化には向かない
配当金をたくさんくれる会社は成熟している会社が多く
急成長が見込めるパターンは少ないです。
そのため、株価が5倍、10倍になることはめったになく
爆発的に資産を増やすには向いていません。
また、高配当株投資は
配当金は出るたび税金がかかるため
効率的に資産を増やすのには非効率です。



資産は爆速で増えないけど
比較的安定するのが
高配当株投資の良いところ!
高配当株投資が向いている人の特徴3選


高配当株投資のメリット・デメリットがわかってきたところで
どんな人に向いているのかさっそく見ていきましょう。
①学ぶことが好き
高配当株投資は個別の企業を買うため、良い企業かどうか分析が必須です。
そのため、多少なりとも知識が必要で、学ぶことが好きな人の方が有利と言えますね。



好きこそ物の上手なれ
ですね!
②月々の配当金が欲しい(不労所得)
高配当株投資の一番の醍醐味は何といっても配当金です。
月々の収入を増やしたい、不労所得を得たいと考えている方にオススメです。
また、定期的に配当金が入るため、第二の年金としても機能します。
③日本株をメインで買いたい
現状投資初心者が日本株をメインにして買うのであれば、高配当株投資が一番オススメです。
他にもたくさんの投資手法がありますが、難易度が高く初心者には難しいです。
ちなみに優待投資は、人気を博していますが
利回りが低く、企業の成長が見込めないパターンが多いのでオススメしません。
高配当株投資が向いていない人の特徴3選


高配当株投資が向いている人がいる一方で、向いていない人ももちろんいます。
向いていない人の特徴を見ていきましょう。
①企業の財務分析が面倒
高配当株投資は個別の企業に投資するため、
良い企業を自分で調べる必要があります。
インデックス投資のように、積立設定したらあとは放置!というわけにはいきません。
また、企業の分析には、知識も時間も必要です。
特に社会人ですと時間が足りずできないといった声もよく聞きます。
そういった方には、高配当株投資よりもインデックス投資の方が向いていると言えますね。



インデックス投資=初心者向け
高配当株投資=中級者向け
のイメージです!
②個別の企業の株を買いたくない
日本の高配当株投資は個別の会社へ投資を行います。
インデックス投資のように、まとまった会社への投資は行いません。
そのため、最初から複数の会社を買いたい!という方には
高配当株投資は不向きです。
一応、配当株が集まったパックもありますが、
(日本株は)手数料が高いなどの理由からオススメできません。
アメリカ企業の高配当株は
有望なパック(SPYD、VYM等)がありますからそちらでもよいでしょう。



とりあえず配当金が欲しいという人は
アメリカの高配当企業パックを
買うのはありですね!
③資産を最大化したい
高配当株投資の対象会社は、既に成熟した会社が多く
大幅な成長が見込めるケースは少ないです。
また、配当金がでるたびに課税されるため
投資効率が下がるため、資産の最大化には不向きです。
老後に備えたい、今配当金を貰えなくても将来資産が増えれば大丈夫
などといった方はインデックス投資の方が向いているでしょう。
まとめ
3分でわかる高配当株投資について(→は筆者の感想含みます)
高配当株投資をやる前の前提
①高配当株投資とは
→配当金をたくさん出す会社へ投資する手法のこと
②投資は余剰資金でやるべし。
→まずは、貯金、余ったお金で投資はやろう。
高配当株投資のメリット
①不労所得が手に入る
→働かずともお金が入ってくるのが醍醐味です。
②売却の必要が基本ない
→売る機会は滅多にない分楽。
③目標を立てやすい
→月〇万円配当金をもらうなど
明確に目標が立てやすい。
高配当株投資のデメリット
①会社の分析が必要
→良い会社選びには知識&分析が必要です。
②定期的なメンテナンスが必要
→複数の会社を買うのでバランス調整が必須です。
③積立投資に向かない
→安いタイミングで買う必要があるので
積立投資には向きません。
④減配・無配になる可能性がある
→業績悪化等により、配当金が
減ったりなくなったりすることもあります。
⑤資産の最大化には向かない
→高配当の会社は成熟した会社が多く
急成長が望めないので
資産が爆発的には増えません。
高配当株投資が向いている人の特徴
①学ぶことが好き
→企業の分析は多少なりとも勉強が必要。
学びが好きな人はかなり向いている印象です。
②配当金が欲しい
→言わずもがな配当金が貰えます。
月々のキャッシュを増やしたい方は向いています。
③日本株をメインで買いたい
→日本株を買う中で比較的難易度が低いのが
高配当株投資です。
高配当株投資が向かない人特徴
①企業の分析が面倒
→企業分析には知識と時間がかかります。
この手間を惜しめない人には向いていません。
②個別企業の株を買いたくない
→インデックス投資のような会社のまとめパックが
良い人には、高配当株投資は不向きです。
③資産を最大限に増やしたい
→成熟した企業が多く、大幅な成長が見込めないので
資産を最大限増やしたい人には不向き。
まとめ
高配当株投資は配当金という
わかりやすい指標があり初心者にも人気の投資法。
企業分析の必要はあり手間はかかるものの
第二の年金として機能、人を選ぶが良い投資方法の一つと言える。
長い中、最後まで読んでいただきありがとうございました。
高配当株投資は、企業分析が必要で人を選ぶ投資ですが
素晴らしい投資であることは間違いありません。
配当金が貰える喜びは何ものにも代え難いです。
また、投資額が増えるにつれ、配当金も増えるため、
モチベーションの維持やちょっとした幸せに
寄与するのも良い点だと思っています。
また、高配当株投資が合わない人もインデックス投資や
バリュー投資など世の中にはたくさん投資方法があります。
(株だけでなく、債権投資や不動産投資等もありますね!)
自分にあった投資スタイルで資産を築けると良いですね。
これから始める方も、始めている方も
共に資産形成をしていきましょう。
らふはあなたの頑張りを応援しています。